記憶カメラ/はてなサテライト

ブログ「記憶カメラ」のサテライト版です。

使っていないカメラを人にあげて、フィルム経済をまわそう。

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なんか無理やりモノクロ写真にしていて申し訳ない笑。でも昨日「はてなサテライトは、記憶カメラのモノクロ版にする」と決めたばかりなので、ここはいちおうモノクロ写真でいっとこう。

 

で、本題の「使わないカメラは…」という話だけど、メインブログに書いたんだけど、昨日の元旦、奥さんのオヤジさんから写真のフィルムカメラを頂いたのである!。お年玉というやつである^ ^

 

Nikon FA、1983年に発売されて、翌年の第一回カメラグランプリを受賞したなかなかの名機。実は僕、去年までかなりのハイペースでカメラやレンズをコレクション(集めることが本意ではないのに〜)してしまったので、2019年はカメラもレンズも何も買わないとプチ宣言してたんだよね。年末にエルマー90/4を購入したのを最後に、よし、これで買い納めだと心の中で誓うと共に、どこかさびしい気もしてた。あー、これであの新しいカメラとの出会いのドキドキともお別れか〜と。

 

でも、この手があったのである。そう、買わなくても、いただくという手があった!と。いやあ、この発想は新鮮だった。そりゃ、この先ずっと人からカメラをいただき続ける人生というのはちょっとアレだとは思うけど、この「カメラが、必要としていない人から必要としてる人の手へ渡る」というのが、すごくイイと思ったんだよね。

 

フィルムカメラは多少ブームといえど、かつての全盛期に比べればシュリンクしてるマーケット。年々販売終了のフィルム銘柄も多くて、フィルムカメラ使いとしてはなかなかヤキモキするところがある。僕はこうしてブログの中でささやかにフィルムの良さを伝えたりもしてるけど、つまるところ究極の手立てとしては「一本でも多くフィルムを使うこと」なんだよね。

 

となると、フィルムカメラは使ってなんぼ。もし家の中に使っていないフィルムカメラがあるならば、久しぶりにフィルム撮影を再開するか、もしくは使ってくれる人へ譲ってフィルムを楽しんでもらったほうがいい。そう、それがフィルム存続としてじぶんにも恩恵が跳ね返ってくるからね。

 

僕は昨日、そのフィルムカメラの譲り合いの当事者になってみて、あれ?これは全国のご家庭の押入れの中に、同じように使われていない日本製カメラの名機たちがきっとあるぞ!と、あらためて感じたんだよね。いや、めちゃくちゃな数ありそうだと。だって、僕もこんな身近な人からフィルムカメラ頂くなんて思ってもみなかったから。ほんと、気づいていないだけで、カメラ大国だった日本中のご家庭には必ずといっていいほど、こんな「使われていないカメラ」が眠っていると思うんだ。

 

カメラは愛着のわく品だからなかなか手放すのには勇気がいるけど、でももし「使っていない」んだったら、使ってもらえる人へ譲ってみるのもひとつの手かなと。僕も去年の秋、Nikon FEをとあるカメラ始めたい女子さんへあげたんだよね。ちょっとさびしい気持ちもあったけど、その人のもとでワクワクドキドキしながら使ってもらえると想像すると素直にうれしいし、なによりフィルム経済がわずかだけど回り出す。これが、あげる人もらう人双方にいろいろメリットをもたらして、なんかいいなと。

 

昨日のエピソードのおかげで、親戚中の押入れをノックしたら何台かのフィルムカメラがお年玉として集まってきそうな予感がしてる正月2日目の朝なわけだけど笑、まあいい大人だからそこまではしないまでも、正月休みに再会する親戚のみんなと、フィルムカメラ談義なんてしてみるのもありなんじゃないかな。きっと何かしらのフィルムカメラにたどり着くと思うなぁ笑。フィルムカメラは頂いても、フィルム代はじぶんで出すわけだから、フィフティフィフティ!笑。2019年、遠慮せずにフィルム経済を回す担い手の一人になろうじゃないか!

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